04 Mar
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ゴルフはなぜ18ホールという半端な数字で行なわれるようになったのでしょうか。ゴルフが18ホールとなった起源には諸説あります。

●スコッチ・ウィスキー説
ゴルフ発祥の地といわれるスコットランド(中国をゴルフ発祥の地とする説もある)はウィスキーの本場としてもまた有名です。
スコットランドのゴルフ場といえばいわゆるリンクスで、強い風が吹きさらし身体の芯まで冷えるほどの寒さです。
まだゴルフが誕生して間もない頃、スコットランドのゴルファーはズボンの後ろポケットにスコッチにはいったボトルを入れて、1ホール終えるごとにキャップ1杯を飲み干すことでこの寒さを凌ぎながらプレーを楽しんでいました。
そしていつも18ホールを終えたところでちょうどスコッチのボトルが空になり、プレーも終えたというのが、いつしか決まりごとになったという説です。

●セントアンドリュース・オールドコース説
ストロークでゴルフが競われるようになるよりも前、ゴルフはマッチプレーで楽しむのが主流の頃ホール数はゴルフ場によってまちまちでした。
ゴルフの聖地といわれるセントアンドリュース・オールドコースも最初は12ホールのコースとしてスタートしたそうです。
やがて改造を重ねてホール数22となったセントアンドリュースですが、時期は18世紀半ばとか19世紀半ばとかいろいろ言われて定かではありませんが、市民生活に支障をきたしているとの理由から市にコースの土地の一部を返還しなくてはならなくなりました。
その結果4つのグリーンが無くなることとなり、18ホールのゴルフコースとなったのだそうです。
それ以降、このセントアンドリュース・オールドコースをひとつの基準とするように18ホールのゴルフ場が次々とオープンして今に至っているという説です。

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