
私が思うには、午前と午後では意識の向け方が違ってくるケースがとても多く、それが一番の原因でしょう。午前中は「テークバックで30センチ真っすぐ引こう」とか「今日はゆっくりバックスイングしよう」などと自分なりのテーマを持ってプレーし、結果的に午前中のスコアが良かったとします。そうすると午後は、「午前のようにプレーできたらベストスコアかも」、「コンペで優勝できるかも」という具合に意識が別のところに行ってしまいがちです。
それと反対に、午前中にスコアがまとまりやすい人は様子見というか、「ドライバーはこのくらい飛べばいいや」、「スコアはこのくらいでOK」などと謙虚な気持ちでプレーできていると思います。
ところが午前中のスコアがいいと、「午後はもう少し飛ばしたい」、「もう少しスコアを良くしたい」などと欲が出てきます。自分のゴルフのレベルを上げたくなって、それが力みや打ち急ぎなどにつながり、ミスが生じやすくなるのです。
自分の実行の目標だったのが結果の目標へとすり替わってしまう。これが後半にガタガタと崩れて、別人のようなゴルフになってしまう人のパターンです。実行の目標は自分でコントロールできますが、結果は自分ではなかなかコントロールできません。実行の目標を忘れて意識が先にゴールに向かってしまうと、もう自分本来のプレーができなくなります。
どうすればいいかというと、午前も午後も同じ気持ちでスタートするのが一番だと思います。ハーフターンは午前と午後のインターバルと考えず、午後のスタートも「ここからが新たなスタートだ!」と、自分の目標にしっかりと意識を向けましょう。

午前中に大叩きしやすい人は最初から頑張りすぎたり気合を入れすぎたりで、結果が伴わないとスイングの修正に必死になるタイプでしょう。